健康は宝なり。

健康や疾病等の情報、ニュース、話題や雑感をお伝えしています。

スポンサーリンク

本庶佑・京大特別教授が2018年のノーベル医学生理学賞に決定! 私は亭主関白! 疑う心&探求心、第4のガン治療法=免疫療法に期待!

  スウェーデンカロリンスカ研究所は10月1日、2018年のノーベル医学生理学賞を京都大高等研究院の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授(76)と米テキサス大のジェームズ・アリソン教授の2氏に授与すると発表した。

 

本庶氏は免疫の働きにブレーキをかけるたんぱく質「PD-1」を発見し、このブレーキを取り除くことでがん細胞を攻撃する新しいタイプの「がん免疫療法」の開発に結びつけた功績が評価された。

 

 本庶さんらは、体内で免疫細胞にブレーキを掛けるタンパク質を研究していましたが、ノーベル委員会は本庶さんらの発見について、「免疫細胞のブレーキを解除することによってがん細胞を攻撃する体内の免疫系の能力を利用出来るようになった」「がん治療に革命をもたらした」と高く評価しています。

 

日本からの受賞は2年ぶり26人目。授賞式は12月10日にストックホルムであり、賞金900万スウェーデン・クローナ(約1億1500万円)が2氏に贈られる。

 

 本庶氏らの研究グループは1992年、免疫の司令塔を担うリンパ球「T細胞」で働く「PD-1」遺伝子を発見。PD-1が免疫反応のブレーキ役に相当することが分かり、ブレーキを外せば免疫力が高まってがん治療に応用できるのではないかと考えた。

 

 その後、がん治療薬の開発が進み、小野薬品工業大阪市)が14年9月、PD-1の抗体医薬「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)を発売した。世界各地の製薬会社がよく似たメカニズムのがん治療薬の開発に乗り出しており、新たな治療法としての普及が期待される。

 

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった京都大特別教授、本庶佑さん(76)の妻、滋子さんは1日夜、京都市内の自宅で「驚きです。主人と電話でしか話していないんですけど、賞が決まったと言われました。今日発表という話をしておりましたので、現実になってうれしい」と弾んだ声で話した。

支えていたことが報われました。

スポンサーリンク  

★ 本庶佑(ほんじょ・たすく) 1942年、京都市生まれ。60年に京都大医学部に入学後、学部在学中から、日本の生化学のパイオニア的存在だった早石修教授(故人)の研究室に出入りし、門下生となる。71年に同大大学院を修了。

 

 米国留学などを経て79年、37歳で大阪大教授に就任。84年に京大に移り、クラススイッチやPD-1などの免疫分野の研究で大きな成果を上げる。2005年に同大名誉教授、特任教授。17年5月から現職。神戸市の神戸医療産業都市推進機構理事長も務める。

 

同教授には、一連の研究に対して、朝日賞、ベルツ賞、木原賞、武田医学賞、ベーリング北里賞、上原賞、ロベルト・コッホ賞(12年)、京都賞(16年)など受賞多数。14年には、東洋のノーベル賞と呼ばれる台湾の「唐奨」を受賞ほか多数の賞が授与されました。


さらに平成8年に恩賜賞、学士院賞が同教授に授与され、平成12年には文化功労者に選ばれ13年に文化勲章を受章した。

 

これまでに米国免疫学会名誉会員、米国科学アカデミー外国人会員、ドイツ自然科学者アカデミー・レオポルディナ会員に選出されています。今回の学士院会員への選出は、これまでの同教授の一連の業績が評価されたものです。

 

本庶 佑(ほんじょ たすく、1942年1月27日 - )は、日本の医師、医学者(医化学・分子免疫学)。勲等は文化勲章。学位は医学博士(京都大学・1975年)。

性格は負けず嫌い。わからないこと、疑問に思うことは徹底的に調べる。

家庭のこともすべてに徹底していた。(奥さんの話)

京都大学名誉教授・高等研究院特別教授、公益財団法人先端医療振興財団理事長、ふじのくに地域医療支援センター理事長、静岡県公立大学法人顧問、日本学士院会員、文化功労者
京都大学医学部副手、東京大学医学部助手、大阪大学医学部教授、京都大学医学部教授、弘前大学医学部教授、京都大学大学院医学研究科教授、京都大学大学院医学研究科研究科長、京都大学医学部学部長、内閣府総合科学技術会議議員、静岡県公立大学法人理事長(第3代)などを歴任した。2018年お茶の水女子大学学長特別招聘教授。2018年ノーベル生理学・医学賞受賞。

●研究機関
京都大学
東京大学
大阪大学
弘前大学
静岡県立大学
●出身校
京都大学医学部進学課程修了
京都大学医学部専門課程卒業
京都大学大学院医学研究科修了

業績
2000年には文化功労者として顕彰されており、2005年には日本学士院会員に選任されている。日本学士院は、本庶の主要な業績について「リンパ球が抗体遺伝子にクラススイッチ組換えと体細胞突然変異という遺伝子改変を導入し、ウイルスや細菌などの病原体の認識と排除に最も適した抗体を作る仕組みを解明しました」と説明するとともに、「活性化誘導シチジンデアミナーゼを発見し、そのメカニズムの全貌を明らかにしたことは国際的に高く評価されています」と讃えている。

◆PD-1の発見・機能解明・応用
1992年、免疫細胞の一種であるT細胞の細胞死が誘導される際、T細胞表面での発現が増強されるPD-1という分子とその遺伝子を同定した(原論文) (PDF) 。その後の研究で、PD-1は抗原提示細胞などの表面にあるPD-L1という分子と結合し、T細胞による免疫反応を抑制する機能を有することが分かった(原論文)。さらに驚くべきことに多くの癌細胞が、その表面にPD-L1を発現していることが発見された。つまり癌細胞は自分の持つPD-L1をPD-1と結合させT細胞の機能を抑えることで、自身を排除しようとする免疫から逃れているという仕組みが明らかにされた。
もしPD-1に対する抗体(抗PD-1抗体)を作製し、癌細胞より先にPD-1に結合させれば、癌細胞のPD-L1は抗体に邪魔されてPD-1に結合できない。すると癌に対するT細胞の免疫が抑制されず、癌細胞が免疫から逃れることができなくなる。その結果癌細胞は、T細胞の免疫反応により排除される(原論文)。その戦略に基づき、ヒト抗PD-1抗体としてニボルマブ(製品名オプジーボ)、ペンブロリズマブ(製品名キイトルーダ)といった免疫チェックポイント阻害剤が製品化された。
免疫チェックポイント阻害剤は従来の癌治療戦略とは異なる画期的な治療として臨床医学に応用されるようになった。具体的には、従来切除不能であると有効な治療がほぼなかった悪性黒色腫の治療で大きな成果を上げた。また、胃癌・肺癌などの患者数の多い癌においても、従来の治療法で効果のない患者の一部に対して、ある程度の効果が得られることが分かってきた。免疫チェックポイント阻害剤は理論上あらゆる癌に対し効果が出る可能性があり、現在も様々な癌に対する効果が検証され、治療に使われ始めている。
生体の持つ免疫機能を利用して癌を治療しようとする癌免疫療法は、これまでにも様々な方法が存在していた。しかし、大規模臨床試験などで誰の目にも納得できる有効性が確かめられたことはなく、高額であるにも関わらず効果の不確実な治療であった。免疫チェックポイント阻害剤は免疫療法の中で初めて確固たる効果が確認され、手術・化学療法・放射線治療というそれまでの癌治療法に「癌免疫療法」という新たな選択肢を設けることに成功しつつある。

本庶は、PD-1の発見だけでなく、その機能の解明、応用としての免疫チェックポイント阻害薬の開発に対し、関与を続けてきた。これらの業績が評価され、2018年ノーベル生理学・医学賞をジェームズ・P・アリソンと共同で受賞することが10月1日に発表された。

 

◆免疫の力でがんを治療する「がん免疫療法」。
 数十年前から多くの試みが行われ、そのたびに期待を集めたが、十分な効果が得られず失望を招くという歴史を繰り返してきた。しかし本庶佑氏らが開発した免疫チェックポイント阻害薬の登場で、「第四のがん治療法」として普及していく可能性が高まっている。

 がん免疫療法の発想は古くからあるが、1980年代になって研究が活発化した。免疫細胞から分泌されるサイトカインと呼ばれるタンパク質を投与することで免疫力を高める方法が検討され、「夢の抗がん剤」と注目されたインターフェロンなどが使われたが、期待はずれに終わった。

 がん細胞に現れる特有の物質をワクチンとして投与するがんワクチン療法も行われた。しかし、がん細胞では多くの遺伝子変異が起きているため、目印となる物質も変化してしまう。このため効果は限定的で、今世紀に入るとワクチン療法は下火になった。

 その後、患者の免疫細胞を取り出し、活性化させて体内に戻す方法などが行われ、一部で効果があったものの、広く実用化するには至らなかった。

 こうした中で登場した免疫チェックポイント阻害薬は、従来と全く違う仕組みで目覚ましい効果を発揮。これを受け米科学誌サイエンスは科学界でブレークスルーを起こした2013年の十大成果の第1位に、がん免疫療法を挙げた。

 がん治療では手術、放射線抗がん剤が三大療法となっているが、本庶氏らの貢献で免疫療法が“復権”を果たし、4つ目の治療法として存在感を高めている。

 

インタビューでは「私は亭主関白。家庭内の細かいことは妻に任せていた。そう意味では妻や家族に感謝したい。研究成果は 疑う心&探求心がもたらしたものだ。教科書もネイチャーも疑ってかかりなさい。何事も自分で確かめようとすることが大事。私は、学者・研究者としてタイミングもよく、恵まれていた。」と語る。

その後の親友の話では意外な面があった。「ボルチモアでは子供を背負って実験していたこともある。」とこでした。今でいうならばイクメンそのものですね。

また奥さんの話では「亭主関白なのは若い時だけで今はとても優しいですよ」と仰っていた。

インタビューで「私は亭主関白でした。」というのは自責の念に駆られての発言であると思われる。

 

最近嬉しかったこととして、ゴルフで回っていた時に、ある人が「末期がんで治らないと思っていたのに、先生のおかげでこうしてゴルフができるようになりました。ありがとうございます。」

と言われたときには嬉しかったと語っていました。

 

これからの夢はと尋ねられて「エージシュート」と答えている。

 

エージシュート(Age-Shooting)は、ゴルフの1ラウンド(18ホール)ストロークプレイを、自身の年齢以下の打数でホールアウトすること。


公認されるのは6000ヤード以上のゴルフコースとされる。若年層の選手は事実上達成不可能で、60代後半以後のシニア選手が比較的達成しやすいとされる。
エージシュートの基準となる年齢の計算については、一般には満年齢とされることが多いが、ゴルフ規則上年齢計算に関する明確な規定がないことから、韓国など数え年の文化がある地域では「数え年でもエージシュートを認める」場合があり、ゴルフ場によってはローカルルールで数え年でのエージシュートを認めているところがある[1]。従って満72歳の人間を例に取ると、満年齢基準の場合72以下のスコアでないとエージシュート達成とならないが、数え年基準の場合はスコアが73でもエージシュート達成が認められる場合がある。

日本のプロゴルフツアーでは、日本ゴルフツアー機構によるツアー制度確立以降の達成者はいなかったが、2013年4月25日に、兵庫県川西市にある山の原ゴルフクラブ(6793ヤード、パー71)で行われたつるやオープンゴルフトーナメント第1ラウンドにおいて、尾崎将司が1イーグル、9バーディー、2ボギーの9アンダー62で回り、自身の年齢66を下回る成績となり、エージシュートを達成した。
これにより男子レギュラーツアーで史上初のエージシュート達成となった。
尾崎は2017年10月6日に、愛知県豊田市の京和カントリー倶楽部(7190ヤード、パー71)で行われたHONMA TOURWORLD CUP第2ラウンドでも、3バーディー、2ボギーの1アンダー70(年齢70歳)で自身2度目のエージシュートを達成している。
シニアでは、ツアー制度確立以前の1981年、関東プロシニアゴルフ選手権初日で中村寅吉が65(年齢66歳)で達成したのがプロ第1号とされる。
2007年に青木功が日本シニアオープンゴルフ選手権の最終ラウンドで65(年齢65歳)を記録して優勝した。この優勝インタビューでは、大会1ヶ月前に青木のホームコースである茂原カントリー倶楽部での練習ラウンドでも61が出たと答えている。青木はさらに、2008年の鬼ノ城シニアオープン最終ラウンドでも66(年齢66歳)を記録し、2度目のエージシュートを達成して優勝した。その後、自身が実行員として出場した『2010 ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』でも67歳で66のエージシュートを達成。
杉原輝雄は2008年6月14日、71歳の誕生日を迎えた日に開催された「杉原輝雄メモリアル第4回旭川オープンゴルフ選手権大会」において予選70ストロークで決勝へ進出し、決勝でも71ストロークと2日間続けてのエージシュートを達成した。

 

 

科学は真理の探究である。

 

管理人の基本的スタンスは自己免疫力で病気を予防し、治すことだというものでした。

 

★管理人のお勧め図書

 

自分ですぐできる免疫革命 (だいわ文庫)

自分ですぐできる免疫革命 (だいわ文庫)

 

 

 

スポンサーリンク  

 

 

酷暑でも「疲れない体」に変わる!3大秘訣とは? 葛西 紀明(スキージャンプ選手)さんに学ぶ

☆彡酷暑でも「疲れない体」に変わる!3大秘訣とは

35年間「企業秘密」にしてきた「疲れない体」と「折れない心」のつくり方を余すことなく1冊にまとめた『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』の著者でもある葛西選手が、今までの経験をもとに「酷暑でも疲れない体」のつくり方を解説する。


■酷暑だからこそ「疲れない体」をつくる

 「暑くて何もしたくない」「汗をかくからできるだけ動きたくない」

 猛暑日が続く今年の夏は、こんな気持ちのビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。たしかに暑すぎると、それだけで体力も気力も奪われていく感じがしますよね。

 しかし、そのまま「暑さのせい」にして体を動かさないでいるのは、体にとっていいことではありません。汗をかかないように、疲れないようにと動かずにいる行動こそ、じつは「疲れやすい体」をつくってしまっているのです。 
 だから、こんな酷暑だからこそ、私(作者=葛西 紀明)は「疲れない体」をつくるために動くことをおすすめしたいと思います。

 そこで、私が日々実践している「疲れない体」をつくるメソッドの中から、できるだけ体への負担が少なく、室内で汗をかかずにできるものや、いまからすぐに実行できるものを選んでみました。

 では、私が実践している「酷暑でもできる『疲れない体』をつくる3つの秘訣」を紹介しましょう。

 まずは、暑い夏こそ「体幹を鍛える」をおすすめします。
■「代謝を上げる食べ物」で体を冷やさない

 【1】「暑い夏」こそ「体幹」を鍛える

 酷暑が続くと、つい室内で過ごす時間が増え、そのときの姿勢もダラダラしたような体勢になってしまいがちです。

 力が抜けたような体勢なので「ラクだ」と思いがちですが、「ラクな体勢」は体にとっては必ずしも「正しい体勢」とは言えません。肩や足腰に余計な負荷がかかり、かえって「疲れやすい体」をつくることになりがちなのです。

 スキージャンプはストックを使わずスキー板のみで行うので、体幹の安定によるバランスがとても重要です。そのため、私は「体幹トレーニング」を積極的に行っています。体幹を鍛えていることで代謝も上がるようになり、体も疲れにくくなりました。


私が実践している「寝る前3分間の体幹トレーニング」(40代でも「姿勢」は良くなる、寝る前3分改善法)は寝る前の3分間でできる、簡単な「体幹トレーニング」です。

 汗をかくことなく体幹を鍛えることができますので、体勢がよくなって代謝もどんどん上がります。今年のような「酷暑」もきっと乗り切れると思います。

 【2】代謝を上げる食べ物で夏バテ解消! 

 暑いと冷たい食べ物を食べる機会が多いので、体を冷やしがちですよね。
 しかし、これでは代謝が下がってしまい、「疲れやすい体」になってしまいます。こんなときこそ、できるだけ「代謝を上げる」食べ物を意識してとるようにしましょう。

 「代謝を上げる」食べ物は、「体を冷やさない」「脂肪を燃焼しやすくする」「筋肉の働きをよくする」などの食べ物のことです。

 「アミノ酸」「ビタミンB群」「カリウム」「ヨウ素」などを多く含んだ食べ物ですが、私が意識して特に取り入れているのが、下記の食品です。
代謝を上げる食品の例】
・「アミノ酸」が多い……卵、レバー、牛乳、チーズ など
・「ビタミンB群」が多い……豚肉、うなぎ、青魚、玄米、納豆 など
・「カリウム」が多い……納豆、みそ、豆腐 など
・「ヨウ素」が多い……コンブ、ワカメ、ハマグリ、青魚 など
・「体を温める」……トウガラシ、生姜、長ねぎ、カボチャ など
 「代謝を上げる食品」をうまく取り入れることで、暑くても「疲れない体づくり」をサポートしてくれるはずです。
 暑いときは、激しい運動はできるだけ避けるのが大切です。ですので、無理に「筋トレ」をするのではなく、その分、「ストレッチ」に時間を割いてください。

 【3】「ハムストリング」をほぐすストレッチ

 (1)座った状態で両足を伸ばす

 (2)背中を丸めない状態で、両手で足のつま先をつかみ、60秒キープ(つま先がつかめないときは膝を曲げてもOK)

■暑いからこそ「体に負担の少ない方法」が大切

 無理をしない程度で下半身をほぐしてあげることは、「疲れない体」をつくるうえで大切なことです。下半身の筋力が固まってしまうと、代謝の低下を招くおそれもあり、その結果「疲れやすい体」になってしまうからです。
 「葛西式下半身ストレッチ」は体に負荷がかからないように下半身をほぐすことができます。室内の狭いスペースでも十分にできますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

以上は葛西 紀明著『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』より 一部抜粋&加筆

 

★葛西 紀明(かさい のりあき、1972年6月6日 - )は、日本、北海道上川郡下川町出身のスキージャンプ選手。東海大四高校から地崎工業(現岩田地崎建設)、マイカル(現イオン)を経て現在は土屋ホーム選手兼任監督として所属。2005年度日本オリンピック委員会・選手強化キャンペーンのシンボルアスリート制度適用選手。血液型AB型。

16歳時の1988年より日本代表として国際大会に出場し、1992年のアルベールビルオリンピックに19歳で初出場。以来、リレハンメル、長野、ソルトレイクシティトリノバンクーバー、ソチ、平昌と史上最多計8回の冬季オリンピックに出場。 2001年下川町町民栄誉賞受賞。2016年ホルメンコーレン・メダル受賞。
スキージャンプの選手としては異例ともいえる20年以上のキャリアを持つ。

 

受賞歴
下川町町民栄誉賞(2001年)
JOCスポーツ賞 特別功労賞(2013年)
日本メガネベストドレッサー賞 スポーツ界部門(2014年10月)
アンチエイジング大賞2014 特別賞(2014年11月)[55]
第64回日本スポーツ賞 オリンピック特別賞(2015年1月)
ホルメンコーレン・メダル(2016年2月)
第18回ビートたけしのエンタテインメント賞 功労賞(2018年1月)

単著
『家族で獲った銀メダル』 光文社、2014年7月。ISBN 978-4334977863。
『夢は、努力でかなえる。』 実業之日本社、2014年10月。ISBN 978-4408215297。
葛西紀明のレジェンド・ストレッチ: 下半身を柔らかくすれば10歳若返る』 小学館、2017年3月。ISBN 978-4091042194。
『向かい風がいちばんいい』 河出書房新社、2017年12月。ISBN 978-4309279060。
『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』 東洋経済新報社、2017年12月。ISBN 978-4492046210。 

 

『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』内容紹介

【遂に出た! 45歳で「人生のピーク」「最高の成果」を出し続ける葛西紀明氏の「究極の全メソッド」が1冊に! 】

【こんな本が欲しかった! 読めば、「疲れない体」と「折れない心」がいっきに手に入る! 体がラクになる! 心も強くなる! 】

【これなら私もできる! 誰でも今日から実践できる「簡単な30のコツ」に完全体系化! 面白いほど読みやすい! 】

【この1冊だけで、「体」と「心」、そして「人生」が劇的に変わる! 】



★なぜ葛西氏は、45歳になって「人生のピーク」を今迎えられているのか?

★30歳で引退する人が多い中、「W杯最年長優勝記録」「史上最多の7回の冬季五輪出場」はなぜ可能なのか?

★何を食べ、どう運動し、どう休息しているのか?

★「疲労をためない」「老いない」秘訣は何なのか?

★「心がくたびれない」「ストレスをためない」秘訣はどこにあるのか?

★本番で「失敗しない」「緊張しない」とっておきの秘訣とは?




【本書の5大特徴】

【1】「体と心の両方」を強くする全メソッドを1冊に凝縮

■体だけじゃない! 心だけでもない! 「体と心の両方が強くなる秘訣」が1冊ですべてわかる!

【2】「30のコツ」にまとめているので、驚くほどわかりやすい!

■普通の人でもできる「簡単な方法」を解説! だから誰でも今日からできる!

【3】ズボラでも初心者でも大丈夫!「本当にいちばんやさしい方法」を紹介

■「寝る前3分できる」「下半身だけ鍛える」「ストレッチだけでOK!」忙しい人でも無理なくできるものを厳選して紹介!

【4】「イラスト満載」「図表も豊富」で、とにかく読みやすい!

■「最後までいっきに読めた」「運動したくなった」「姿勢がよくなった」読んだ人から賞賛の声、続々!

【5】ホントは秘密にしていたかった「勝つための呼吸法」まで完全初公開

■最後の最後まで公開をためらった、最強の呼吸法「レジェンド・ブレス」を本書でついに初公開! この呼吸法で、本番前に緊張が嘘みたいに消える!

血糖値を抑える食品と食べ方とは?

血糖値を抑える食品一覧
➀食べ物
次にあげる食材は、血糖値が上がりにくいものです。

■玉ねぎ
玉ねぎに含まれるイソアリインという物質がインスリンの働きをよくしてくれます。
効果的に摂取するには、水にさらさないようにして下さい。
有効成分が水に溶けてしまいます。

■昆布納豆
血糖値と血圧を下げ、血栓を溶かしてくれます。
ナットウキナーゼで血糖値が下がる。

■キノコ類
食物繊維が多いので、糖の消化吸収を抑える働きがあります。

■アボカド
インスリンの働きをよくするカリウムを多く含みます。
また、果物の中では一番糖質が少ないので、血糖値が上昇しにくいです。

ブロッコリー
血糖上昇を抑えるさまざまな物質を多く含む優秀な野菜です。
血糖値上昇を抑えるだけではなく、血液をサラサラにする働きもあるのです。

■オクラ
ぬめりの主成分、ペクチン・ムチン・ガラクタンが糖の吸収を抑制し、血糖値を下げる働きがあります。

■五穀
ミネラルが豊富なので糖尿病をよぼうし、免疫力を高める。


■黒ゴマおから
便秘を治し、糖尿病の合併症を予防する。

■バナナ
インスリンの効率を高め、血糖値を下げる


そのほかにも【キャベツ、こんにゃく、山芋、焼きセロリ、トウガン】などが血糖値の上昇を抑える働きのある食材です。

 

➁飲み物
■コーヒー
ポリフェノールの一種のクロロゲン酢酸に糖の代謝を助け、血糖値の上昇を抑える効果があります。


■緑茶
豊富に含まれるカテキンに消化酵素の働きを抑える効果があり、血糖値の上昇を防ぎます。
肥満予防にも効果があると言われています。

 

ごぼうスープ
食物繊維が豊富なので糖尿病を予防し、免疫力を高める。


☆彡血糖値の上昇を抑える工夫

食べる順番は野菜から
同じ物を食べるのだから、胃袋に入ってしまえば一緒、食べる順なんて関係ないでしょ・・・そう思うのは当たり前だと思います。


ところが、この食べる順で血糖値の上昇の仕方がずいぶん違ってくるのです。


まずは、野菜から食べて下さい!


野菜から食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができるのです。


決してメニューの中の野菜を食べきってから、次の食材に手をつけなければならないのではありません。


まずは数口でいいので、野菜を口にする・・・同じ献立でも、これだけで血糖値の上昇カーブが緩やかになるのです。

腰痛に有効なのは適度な「運動」です。

国民の8 割が悩んでいるという腰痛。湿布や鎮痛剤などいろんな治療法があるけれど、もっとも有効なのは「運動」であることが、医学的に判明。

 

【実は働き盛りに多い「関節リウマチ」に要注意】
“腰痛”はもはや国民病といわれ、日本人の40 ~60 代で4割以上が腰痛に悩まされている。しかも、そのほとんどが「痛いのに慣れてしまったので我慢している」という。

 

「腰痛は治らないから、少しでも症状を緩和できるようにマッサージや整体、鍼灸院などに頼る人が多いようです。確かに以前は、腰痛は治らない、原因がわからない、といわれてきました。でも、きちんと調べると8割の腰痛は原因がわかります」と言う。

 

大まかな目安として、安静にしていても痛みがある、体重減少がある、発熱がある、足のしびれや痛み、麻痺などがあるという場合は、がんや大動脈瘤、脊椎炎などの可能性がある危険な腰痛。

 

できるだけ早く病院で原因を定め、治療することが必要だ。とはいえ、そういうケースは全体の1%ぐらい。また、足のしびれや痛み、麻痺など神経にさわる症状がある場合は、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、椎体圧迫骨折(骨粗鬆症)などの可能性があるが、これも全体の20%程度。残りの約80%は、深刻な原因ではない腰痛に属するという。

 

「腰痛の人に多いのは、腰が痛い→かばって動かない→より痛くなる、という図式。痛いからといって動くのを制限すると、筋力や柔軟性の低下、体重増加により、腰痛はさらに悪化します」

 

しかし、腰がもっと痛くなるんじゃないかと怖くて動けなくなるのが一般的な心情だ。

「ところが最近の腰痛研究では、それが逆であることがわかってきました。運動療法は鎮痛剤よりも効果がある、という研究報告が学会などで出ているのです」

 

運動療法による痛み緩和の調査は、まず変形性膝関節症で行われた。運動療法と鎮痛剤の効果を比較した結果、日常の動作における痛みやこわばりは、運動療法のほうが改善効果が高かったというのだ。この調査は慢性腰痛でも行われ、同じ調査結果が報告されている。

「これは、運動によって患部の筋肉がほぐれるというだけでなく、脳が関係しています。運動をすると楽しくなり、それによって脳からは、やりがいや快楽を司る脳内伝達物質のドーパミンが分泌されます。このドーパミンは、μ-オピオイドという脳内鎮静物質の分泌を促します。例えばスポーツ選手が、怪我をしているにもかかわらずプレイを続けられるのも、この物質が出ているからといわれます。自分の脳から上手に分泌できれば、痛みを緩和させる効果があるというわけです」

 

運動といっても激しいものである必要はなく、ストレッチでOK。痛みでこわばっている筋肉を伸ばしてほぐして、機能を回復してあげる程度の動作で充分なのだ。部位としては腹筋、背筋、股関節まわり、太ももまわりをストレッチするといいという。

 

「腰痛を感じたら、無理がない範囲で少しストレッチしてみる。それで痛みが軽減したら、心配のない腰痛。運動不足を自覚して動くことを意識するだけで、症状は徐々に改善されるはずです」

スポンサーリンク  

 

乳がんの転移を阻止できる? 英ケンブリッジがん研究所が英科学誌ネイチャー(Nature)に発表

ごくありふれたアミノ酸の体内の生成量や食物からの吸収量を抑えると、乳がんの転移を阻止できる可能性があることがマウスを使った実験で判明した。研究結果が7日、発表された。


 がん細胞が肺、脳やその他の臓器や骨に拡散し、腫瘍を形成する「転移」は、がん死につながる作用として知られている。研究チームは今回の研究成果を通じて、がん細胞が女性の胸部内の発生部位から拡散するのを防ぐ方法がもたらされる可能性に期待を寄せている。

 

 研究チームによると、マウスを使った今回の実験では、非必須アミノ酸の「アスパラギン」が乳がん拡散でのカギとなっている可能性があることが明らかになったという。研究論文は英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。


 タンパク質の構成単位であるアスパラギンは、がん細胞を含む人体内のあらゆる細胞で産生される他、牛肉、乳製品、鶏肉、魚介類やアスパラガス、大豆などの食物から吸収される。


  論文の主執筆者である英ケンブリッジがん研究所(Cancer Research UK Cambridge Institute)のグレッグ・ハノン(Greg Hannon)氏は、マウス実験で「腫瘍細胞のアスパラギン生成能力を変化させるか、体内でアスパラギンの可用性を低下させる薬剤でマウスを治療する、もしくは餌からアスパラギンを除去するかのいずれかの方法で、転移を減少させることができた」と説明する。


 ハノン氏は、マウスに与える餌に含まれるアスパラギンを減らすと転移が半減したと語った。また、アスパラギンを制限するその他の方法と組み合わせることで、転移は約20分の1に抑えられたという。

 

■「重大な成果の可能性」
 研究チームによると、食事の変化をがんの拡散を促進する生体内作用に関連づけたのは、今回の研究が初めてとなる可能性があるという。


 では、アスパラギンを制限した食事で、実際にがん患者の腫瘍拡散を阻止することにつながるのだろうか?

これについて研究チームは、人のがんにおけるアスパラギンの役割に関して結論を急いだり、食事の変更を推奨したりするのは時期尚早と注意を促す。


 ハノン氏は、「研究は重大な成果となる可能性がある」としながらも、今後さらに多くの研究を重ねる必要があることを強調した。


 ただ「人間に置き換えられる保証はない」と述べる一方で、マウスと同様の作用が働いていることを示す有望な兆候が見られたことを付け加えた。

喫煙本数を1日20本から1本に減らしても心臓発作や脳卒中が起こる確率は約50%のリスクになるのみ

喫煙本数を1日20本から1本に減らしても心臓発作や脳卒中が起こる確率が大幅に低下することはなく、20本の場合と比べて約50%のリスクが残るという研究結果が25日、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)で発表された。


 論文の筆頭著者である英国のロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(UCL)のアラン・ハックショウ(Allan Hackshaw)教授は、「1日に吸う本数を20本から1本に少なくすればリスクも20分の1、つまり5%に低下すると直感的に考えがちだ」と指摘。

 

 その上で、「これは肺がんのケースでは当てはまるようだが、心臓発作や脳卒中の場合は違う。1日1本の喫煙でも1日1箱分の50%程度のリスクが生まれる」と述べた。

 

 ハックショウ教授は、喫煙本数を1日数本に減らせば長期的な健康被害のリスクがほとんどなくなる、または完全になくなると勘違いすべきではないと強調している。

 

 世界保健機関(WHO)の統計によると、喫煙が原因で毎年約700万人が死亡しており、うち約200万人は心臓発作や脳卒中など循環器系の疾患によるケースだという。

スポンサーリンク  

 

筋力トレーニングはがんによる死亡リスクを低減する 豪シドニー大学発表

筋力トレーニングはがんによる死亡リスクを低減する


シドニー大学の研究プロジェクトは、「筋力トレーニングをしている人は、そうでない人に比べて、全死因における死亡リスクが23%低く、なかでも、がんによる死亡リスクは31%低かった」との研究結果を発表した。

 

健康のためのエクササイズといえば、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動が注目されがちだが、同様に、腕立て伏せやスクワットなどの筋力トレーニングも健康維持にとって重要だ。

 

世界保健機関(WHO)では、18歳から64歳までの成人を対象とする運動ガイドラインとして、1週間あたり150分以上の有酸素運動とともに、週二回以上、筋力トレーニングを行うことを推奨している。

 

がんによる死亡リスクは31%低かった

 

では、筋力トレーニングは、私たちの寿命にどのような影響をもたらしているのだろうか。豪シドニー大学の研究プロジェクトは、2017年11月1日、疫病専門誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー」において、「筋力トレーニングをしている人は、そうでない人に比べて、全死因における死亡リスクが23%低く、なかでも、がんによる死亡リスクは31%低かった」との研究結果を発表した。

 

この研究プロジェクトでは、イングランド健康調査(HSE)およびスコットランド健康調査(SHS)の1994年から2008年までのデータを用い、30歳以上の成人80,306名を対象に、筋力トレーニングと全死因における死亡、がんによる死亡との関連性について分析。

 

その結果、週二回以上、筋力トレーニングを行っている人は、全死因における死亡リスクが23%低く、がんによる死亡リスクも31%低いことが明らかになった。また、この分析によれば、専用マシンを使わない筋力トレーニングも、ジムなどで行われる筋力トレーニングと同等の効果があると認められたという。

 

ペンシルバニア州立大学の研究結果でも
筋力トレーニングと死亡リスクとの因果関係については完全に解明されていないものの、この研究結果は、筋力トレーニングを習慣づけることが長期的な健康維持に望ましいことを示している点で、一定の評価に値するだろう。

 

同様の見解は、「65歳以上の高齢者のうち、筋力トレーニングを行っている人は、そうでない人よりも、全死因における死亡リスクが31.6%低い」とした米ペンシルバニア州立大学の研究結果でも示されている。

 

筋力トレーニングが、有酸素運動と同様、健康維持に重要な役割を果たすのにもかかわらず、現代人は、とかく運動不足になりがちなのが現状だ。オーストラリアで2011年から2012年に実施された「全国栄養運動調査(NNPAS)」によると、週二回以上筋力トレーニングを行っている人は、全体のわずか18.6%にすぎない。


家庭や公園などでもできて、ジムと同等の健康効果
この研究論文の筆頭著者であるシドニー大学のエマニュエル・スタマタキス准教授は、筋力トレーニングを習慣化するコツとして、「筋力トレーニングというと"ジムでのウエイトトレーニング"をイメージしがちだが、腹筋や腕立て伏せ、ランジなどのエクササイズは、家庭や地元の公園などでもでき、ジムと同等の健康効果が期待できる。」と助言している。

 

また、アメリカスポーツ医学会(ACSM)のガイドラインでは、筋力トレーニングの各メニューにつき、8回から15回繰り返したものを1セットとし、セットごとに2分から3分の休憩を入れながら、2セットから4セット行うよう推奨している。

 

★筋力トレーニング

筋力トレーニング(きんりょくトレーニング)とは、骨格筋の出力・持久力の維持向上や筋肥大を目的とした運動の総称。目的の骨格筋へ抵抗 (resistance) をかけることによって行うものは、レジスタンストレーニングとも呼ばれる。

 

抵抗のかけ方にはさまざまなものがあるが、重力や慣性を利用するものや、ゴムなどによる弾性を利用するもの、油圧や空気圧による抵抗を用いるものが一般的である。重力による抵抗を利用する場合は特に、ウエイトトレーニングとも呼ばれる。

 

・筋力トレーニングの目的となるもの
スポーツの競技力向上
生活の質の向上
健康づくり(腰痛対策、姿勢の矯正、肥満・老化防止など →フィットネス)
怪我、病後のリハビリテーション
障害者自立支援
障害や怪我の予防
理想の体型づくり(ボディービル、痩身など)

・運動強度と効果
レジスタンストレーニングで得られる効果は、運動強度より異なる。一般に、運動強度が高く繰り返し回数が少ない場合は筋力が、運動強度が低く繰り返し回数が多い場合は筋持久力が、それぞれ発達するといわれている。

 

スポンサーリンク  

 

スポンサーリンク