血糖値を抑える食品と食べ方とは?
血糖値を抑える食品一覧
➀食べ物
次にあげる食材は、血糖値が上がりにくいものです。
■玉ねぎ
玉ねぎに含まれるイソアリインという物質がインスリンの働きをよくしてくれます。
効果的に摂取するには、水にさらさないようにして下さい。
有効成分が水に溶けてしまいます。
■昆布納豆
血糖値と血圧を下げ、血栓を溶かしてくれます。
ナットウキナーゼで血糖値が下がる。
■キノコ類
食物繊維が多いので、糖の消化吸収を抑える働きがあります。
■アボカド
インスリンの働きをよくするカリウムを多く含みます。
また、果物の中では一番糖質が少ないので、血糖値が上昇しにくいです。
■ブロッコリー
血糖上昇を抑えるさまざまな物質を多く含む優秀な野菜です。
血糖値上昇を抑えるだけではなく、血液をサラサラにする働きもあるのです。
■オクラ
ぬめりの主成分、ペクチン・ムチン・ガラクタンが糖の吸収を抑制し、血糖値を下げる働きがあります。
■五穀
ミネラルが豊富なので糖尿病をよぼうし、免疫力を高める。
■黒ゴマおから
便秘を治し、糖尿病の合併症を予防する。
■バナナ
インスリンの効率を高め、血糖値を下げる
そのほかにも【キャベツ、こんにゃく、山芋、焼きセロリ、トウガン】などが血糖値の上昇を抑える働きのある食材です。
➁飲み物
■コーヒー
ポリフェノールの一種のクロロゲン酢酸に糖の代謝を助け、血糖値の上昇を抑える効果があります。
■緑茶
豊富に含まれるカテキンに消化酵素の働きを抑える効果があり、血糖値の上昇を防ぎます。
肥満予防にも効果があると言われています。
■ごぼうスープ
食物繊維が豊富なので糖尿病を予防し、免疫力を高める。
☆彡血糖値の上昇を抑える工夫
食べる順番は野菜から
同じ物を食べるのだから、胃袋に入ってしまえば一緒、食べる順なんて関係ないでしょ・・・そう思うのは当たり前だと思います。
ところが、この食べる順で血糖値の上昇の仕方がずいぶん違ってくるのです。
まずは、野菜から食べて下さい!
野菜から食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができるのです。
決してメニューの中の野菜を食べきってから、次の食材に手をつけなければならないのではありません。
まずは数口でいいので、野菜を口にする・・・同じ献立でも、これだけで血糖値の上昇カーブが緩やかになるのです。