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全身麻酔の「親知らず抜歯」大手術は無事成功! この世に無事生還 糖尿病も正常化?

いよいよ入院となった。

10時に病室に入り、入院の手続きをし、看護婦さんに院内の案内をされる。

6人の相部屋であった。3人すでに患者が寝ていた。それぞれに挨拶をして自分のベットに横になる。

手術は翌朝10時と決まった。

妻に電話して9時までに来るように伝えた。手術などというものは生まれて初めてなので不安でいっぱいである。

 

いよいよ翌朝10時妻が控室で心配そうに見守っている。3時間も待っているのは大変だろうと思った。

この世との別れなのか。ケセラセラ♪~

看護婦さんに案内され一緒に手術室に入る。テレビドラマでよく見る光景である。

手術台に横たわり、説明受ける。マウスピースを銜えさせられ、麻酔注射が始まる。だんだん体が暖かくなり、意識が薄れていく。ス~・・・・・・。

 

やがて、何時間たったのだろうか麻酔の女医さんに起こされる。

「抜歯手術は無事終わりましたよ」。

手術が無事終わったことを担当医と麻酔の女医に告げられる。無事この世に生還できたようだった。よかった~。

思えば一瞬の出来事のように思われた。口元も体も痛くもなんともない。

これで人生最大の危機?は乗り越えられたと思うと気が楽になった。

10時に始まり約13時に病室に戻ったことになる。

妻が「どうだった」というので何ともなかったといい、すぐに帰宅させた。{ご苦労さんと心の中で手を合わせる}

 

昼は過ぎている空腹感を感じていると看護婦さんが昼食を持ってきてくれた。

何もなく単なる「流動食」だった。それでもおいしかった。

この世に戻ってきたお祝いだと思いながら食べた。腕には抗生物質の点滴が刺さっている。スタンド付きなのでトイレにはいつでもいける。しかし不便である。

 

テレビを見る余裕が出てきた。

さあ、これで心配事はなくなった。私の心は晴れ模様♪~。

夕食を看護婦さんが持ってきてくれた。全粥とある。噛まずに飲み込む程度である。

毎日おかゆの生活も悪くはない。胃に負担は来ないし、空腹なのでうまい。

「最高の調味料は空腹である」。

痛みは全くないので「親知らず抜歯手術」は無事成功したのだろうと思われる。

やったね。

食事は1週間おかゆと消化のよさそうなものばかり。暇なので本を読んだり、テレビを見たり、糖尿病があるので院内を散歩したりして過ごした。

看護婦さんは入れ代わり立ち代わり、「お加減はいかがですか」。聞いてくるので「おかげさまでずいぶんいいみたい」。と答える。入院してみて初めて分かることであるが「健康は失われて初めて有難さがわかる」。というのを実感できた。

頬を触ってみると少し腫れている。先生曰く、「だんだん腫れは引いて元に戻りますから安心してください」と言われほっと一安心。

 

 

全く、たかが「親知らず1本の抜歯手術」で全身麻酔、おまけに1週間の入院というおまけつきである。ぷんぷん。

まあ、糖尿病患者だから仕方ないかと一人納得せざるを得ない。

同室の患者も「親知らずの抜歯手術」をしたらしいので聞いてみると「部分麻酔で30分ぐらいでした」。と言い翌日退院していった。他の人も同じらしく次々とめでたく、退院である。

私一人取り残された感じである。

その後術後の経過もいいらしく体の不調は全くなし。

血糖値も100mg/dlを切っていて健康そのものである。「親知らず1本の抜歯手術」の副産物かもしれないが糖尿病は全快かもしれない。糖尿病を歯医者で直したのはうれしい誤算であった。

それで約束通り、1週間で退院の運びとなった。看護婦さんにお礼の言葉をたくさん言った。

 

看護婦さんは天使なり。

これにて「親知らずの抜歯手術」は一件落着!

めでたし、めでたしである。ご清聴ありがとうございました。

 

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